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Web担当者とは何なのでしょうか?

定義があいまいです。会社によって、いろいろな業務の割り振り方や、
業務内容・定義があることでしょう。

実際に明確な売り上げを出すことができるネットショップの場合は、お店の運営です。
どこまで行うのか?などはショップによって違いますが、比較的、やることが明確です。

しかし、いわゆる、
「ホームページ」担当者であるWeb担当者の仕事とは、
何でしょうか?

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Web担当とは? 目次

  1. 専任Web担当と兼任Web担当がある。ほかの業務と兼任の場合も多い
  2. まだまだ、Web担当者がいない会社も多い
  3. で、Web担当の仕事とは?
  4. 一番基本的な仕事は、ホームページの更新と管理の担当
  5. WebマーケティングとWeb担当者
  6. html・プログラミング・デザイン・ライティングとWeb担当者
  7. 多岐にわたる業務やスキルと、社内での立場の低さ
  8. そして、上司や管理職・経営者など管理者も不安
  9. それでも、Web担当者は楽しい
  10. 最後に

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専任Web担当と兼任Web担当がある。ほかの業務と兼任の場合も多い

Web担当者とは?を考える前にまず前提として、
専任Web担当者兼任Web担当者がある、
ということを書いておきたいです。

しっかりとWebマーケティングに取り組み、
会社のWebマーケティングの重要性が高い企業や、
実際にWebやホームページから売り上げがしっかり上がっている企業様は、
専任のWeb担当者がいることもあるでしょう。

その場合でも、広報部や企画部などで、
部としての仕事も少しは発生することもあるかもしれませんが、
基本的には専任でWeb業務を担当しています。

この場合のWeb担当者は、
Webマーケティングの知識や経験があったり、
Webマーケティングを勉強しながら業務に取り組みます。

実際のホームページやWeb広告、クリエイティブ作成などは、
外注し、Webマーケティング全体を指揮していきます。

ですが、
実際は、ほかの業務と兼任でWeb担当業務を行っている方も、
多いです。

上記の専任Web担当者と同じように、
広報部企画部内部の仕事をしつつ、
Web業務を行う場合もあれば、

パソコンを使うからというだけで、
総務部事務職の方が管理を行っている場合もあるようです。

ホームページはデザインなので、
デザインを行う方がWeb業務を兼任されている企業もありました。

会社によって、定義がはっきり分かれているようで、
興味深いです。

兼任Web担当者としては、専任Web担当がうらやましくなるかもしれません。
しかし、実際には、専任の方も悩みながら膨大な作業に埋もれて、
頑張ってやっておられます。
どちらも実際の業務も勉強することも、たくさんありますね。

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で、Web担当の仕事とは?

Web担当の仕事とは?というところですが、、
詳しくは、Web担当の仕事とは レベル1(超初級)~をご確認ください。

ここではWeb担当とは?という視点から、
簡単にWeb担当の仕事内容と立場などを書かせていただきます。

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一番基本的な仕事は、ホームページの更新と管理の担当

基本の基本は、ホームページの情報更新です。

ホームページの情報も古くなっていきます。
新着情報や、新しいサービスを掲載したり、
もう作っていない商品の情報を削除する必要があります。

そのためには、社内の動きにも目を走らせておく必要があります。

商品開発担当者や経営陣は、ホームページにまで気を配っているかどうかはわかりません。
他の媒体への情報変更は指示していても、たまたま、
ホームページ担当者に伝え忘れてしまうことも、あります。

なので、自分で社内の動きを見て、必要があれば、自主的に、
ホームページを更新する必要があります。

また、使っていたプログラムが古くなり、稼働していないこともあります。

Webからお問い合わせはほとんどないからと言って、
お問い合わせフォームが作動していないこともあります。
なので、プログラムの動作の確認も必要ですね。

あとは時々Web担当者Forumというサイトを時々チェックして、
気になるところを学んでみてください!とてもいいサイトですよ☆

こちらの人気記事ランキングのページが、特に参考になります。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/popular/all/2956

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WebマーケティングとWeb担当者

Web担当者の仕事は、ホームページの更新だと書かせていただきました。

ホームページがなぜあるかというと、お客さんに自社の情報を伝えるためです。

集客目的ではなく、単に「会社案内」的にホームページがあるだけの場合もあります。

しかし、お客さんを集めたり、コミュニケーション、購入後のフォロー、
自社の商品やサービスに関わる方のために、情報を伝えるなど、の
Webマーケティングのために、
ホームページを使われている場合の方が、多くなってきています。

つまり。一番大事なことは、
Webマーケティングを意識しながら、自社の情報をWeb上で発信する
なのです。

では、Webマーケティングとはなんなのでしょうか?

市場調査なども入りますが、
一番の大事な基本は見込み客を集める「Web集客です。
それだけの単純なことでもありません。

お客様は何を求めているのか、自社の商品は同お客様の役に立てるのか。
どんな情報を求めているのか、どういう形で情報を出していくのか。
どういう風にお客様になってもらうのか。

お客様になってもらった後に、コミュニケーションやフォローできないか。
満足いただき、顧客として何度もお役にたつために何ができるか。

数値的なデータを検証し、次につなげる。
デザイン、バナー、集客方法などを工夫し、コンバージョンを向上できないか。

社内での取り組みや、商品の良さをどう伝えると、伝わりやすいか。
必要としているお客様のところに情報を伝えるために、どうWeb広告を使うか。
Web以外の媒体での広告をフォローするための情報をWebに乗せられないか。

以上のようなことを、やっていきます。幅が広いですね。

1人で行うわけではありません。
広告代理店やデザイン会社などの専門家に協力してもらって、
作り上げていきます。

Webマーケティング業務は幅が広いです。
また簡単に結果が出る場合も少ないです。
しっかりと積み重ねて検証を重ねた方が、結果が出やすいです。
(積み重ねて検証を重ねるだけでもないのですが…)

予算を確保する必要もありますし、決裁権を持った上司の方に、わかりやすく説明する必要もあります。
いろいろなことを試していただく必要があります。ですが、結果が毎回必ず出るわけでもありません。
結果を出すために、小さな挑戦と、小さな失敗をたくさん積み重ねていく必要があります。

具体的に、何をするの?というのは、企業や業態、今持っているWebコンテンツ、社内のリテラシーによって、
違います。一概には言えません。そこがとても、難しいところですね。

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html・プログラミング・デザイン・ライティングとWeb担当者

Web担当者htmlプログラミングデザインライティング知識や技術が必要と思われています。
もちろん、あるに越したことはありません。また、Web担当者として任命されてからは、
少しずつでも、スキルを積み重ねていく必要があります。

しかし、実際に、
Web担当者に任命された時点で、htmlプログラミングデザインライティングのスキルがある方は、少ないです。

デザインが必要だということで、制作会社出身のデザイナがWeb担当者として採用されることがあります。
スキルがあれば、Web担当の仕事をうまくできると思われがちです。
しかし、意外とうまくいかず、辞めてしまうことも多いのです。

それはなぜでしょうか?

スキルや技術も必要ですが、それよりも、社内調整力や、マーケティング発信力が必要になります。
スキルや技術は、専門家に依頼することができます。

制作会社出身のデザイナさんは、デザインや、htmlのスキルや経験があります。
しかし、制作会社にいるときは、指示されたものを作るだけなのです。

一方、企業側にしても、Webで何を発信するべきなのか
Webマーケティングとはなに?という、基本的な知識がありません。
なので、Web担当者にしてもらう仕事の指示などができません。

以上を踏まえて、Web担当者を新たに採用する場合は、
デザイナよりも、

Webディレクター職や、営業
マーケティングを経験されている方や、
社内のいくつかの部署を経験されているの方の方が、
Web担当者に向いています。

Web担当者に任命されたときに、
「何をしたらいいんだ・・・?スキルも無いのに・・・。」
と途方に暮れる方がいます。

でも、大丈夫です。スキルは少しずつ身に付けてください。

まずは、ホームページで自社が何を発信するべきか?ということを、
上司の方などと相談してみてください。

必要なスキルは、外注できます。制作は、制作会社がします。
その業者選定と、指示やコミュニケーションがWeb担当者の仕事です。

ただ、初めにスキルがなくてもいいとは思いますが、話の途中でどうしても、
技術的な話は必ず出てきます。

なので、技術に触れつつ、徐々に身に付けてみてくださいね。

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多岐にわたる業務やスキルと、社内での立場の低さ

上記のように、Webマーケティングでは、考えてするべき業務が多く、
多岐にわたるスキルが必要です。

実は、高度な仕事です。

しかし、社内での立場は低いことが多いです。

それはなぜなのでしょうか。

ホームページなんて素人でもできるでしょ?
Web担当なんて、片手間でできそうな仕事やな。ネットサーフィンしてるだけちゃうか。
ソーシャルメディアで集客なんて、遊びじゃないか。真面目に仕事しろよ。
ずっとパソコンに向かい合って何かしてるけど、お客様にあってナンボのものだろ。
ネットでなんてうちの商品が売れるわけがないだろ。大口の顧客はすべて営業がとってきているだろ。
作るのは制作会社だし、広告を出すのも代理店だろ?担当者の仕事は無いじゃないか。

などなど。。。

実際にはっきり言われなくても、言葉の端々に見えてくることもあり、滅入ってくるかもしれません。

しかも、Web担当者自身にも、自信があまりありません。

自分のスキルでできるのだろうか?
Webマーケティングってすることが多い割に、あいまいでよくわからない。
仕事量が多いのにこなせていない。

他の会社のWeb担当者はもっといろいろやっている。
成功事例を真似しても、同じような結果にならない。
真剣に取り組んでいるのに、結果が出ていないので、
お荷物になっているんじゃないか・・・。

など、不安になることも多いかもしれません。

しかし、大丈夫。みんなそうです。

Webで必死にやっているのになかなか出なかったWeb担当者さんがいました。
上司の方も必死でサポート。リトルプランもサポートをさせていただきました。
なかなか結果が出ず、担当者様が少し疲れてしまったこともあります。

そして、少しずつ結果が出始めたころに、異動になりました。

その後、2代目Web担当者で驚くべき結果につながりました。

上記のようなことも起こり得ます。すぐに結果が出ないことも多いです。

不安を抱えながら、必死でWeb業務をやっているWeb担当者さんは多いと感じます。

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そして、上司や管理職・経営者など管理者も不安

不安を抱えながら毎日必死でやっているのは、
Web担当者だけではありません。
その上司様・経営者様など、管理する立場の方も不安です。

経営者の交流会などにも出席することがあるのですが、
その際にも、ほかの会社の経営者さまがWebでの集客結果を自慢して、
それを切なそうに聞いてる経営者様がいました。

管理職や経営者の方も、「Webはなんとなくよくわからない。。。」と感じることが多く、
やっていることが正しいのか経費や労力の無駄遣いをしているのではないか
そう、不安になることもあります。

Web担当者が遊んでいるのではないか、(遊びも必要だと思いますが…)
炎上しないか、
セキュリティ対策はこれで大丈夫なのか。

Webはよくわからない世界なので、不安に感じることが多いようです。

その管理職や経営者の不安が、Web担当者に伝わってしまうと、
Web担当者はつらいですよね。

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それでも、Web担当者は楽しい

Web担当の業務の中でも、特にWebマーケティングという、
定義があいまいで業務範囲が広いことをやっていると、
とても、自社の商品・サービスや、お客様

自社内の事を考えます。

わかりやすく伝えるために、
今まで以上にリアルに自社商品やサービスを使ってみることもあるでしょう。

その結果、自社の商品がより好きになります。自社の事に興味がわきます。

そして、お客さんの声を聴く機会も増えます。自分の会社の商品やサービスが誰かの役に立っていたり、
とてもほめてもらったりすると、とてもうれしいです。

それが集客や売り上げにどうつながるか?と考える以前に、
もう単純に、嬉しいです。

そして、Web担当者自身が、Webマーケティングで自社とお客様をつないでいる感じがすることもあるでしょう。
そのことが、Web担当者の同僚や会社の役に立てるのです。

お客様の役に立てる情報を発信したり、うまく新規のお客様に情報を届けることができると、
新しいお客様が増えます

既存のお客様からの依頼や注文も増えます

また、Web担当者が発信する情報のおかげで、営業の方たちが、うまく商談を進めやすくなります。

わかりやすくちゃんと、Webで前もって、商品やサービスの情報を届けることで、
営業担当が伺う前に、すでに自社の商品やサービスの事をよく知ることができたり、
すでにファンになってくださっている場合もあります。

その場合は、営業担当の方も、商談を進めやすくなるのです。
(それが評価されるかどうかは別ですが・・・苦笑)

Web担当業務をしていると、もちろん、Webに関する専門知識や技術が身についていきます。
その知識や技術で、Web担当者自身の次のスキルや技術につなげたり、
今後の仕事に役に立てることができます。

深く自社の商品について考えてきたことで、
社内での大事な部署に異動になる可能性もあるかもしれません。

Webマーケティングでは、自社の商品やサービスを、どうお客様の役に立てるのか?という視点で、
お伝えする必要があります。そのため、自社の商品やサービスにとても詳しくなります
そのことが、ほかの部署や仕事に異動になっても、役に立ちます。

Webマーケティングは、お客様視点を意識し続ける仕事でもあります。
その経験は何物にも代えがたいです。

結果はすぐには出ないことも多いです。
予想通りの結果を得られないことも、多いです。
しかし、その分、結果が出始めてからがとても楽しいです。

予算や人員が少ない場合は、すぐに結果は出ないことが多いです。
その、結果が出ない時期に、必死にコツコツと積み上げていくことで、
結果が出始めます

必死でWeb担当業務をやっていっているうちに、
いろいろなことが、急に簡単に感じるようになる場合もあります。

その時が、とても楽しいです。
大変な時期を経験したことで、
楽しさが倍増します。

個人的にはWeb担当者様が結果を出し始めるころに、
自分でいろいろな情報を得てきて、自発的に相談してくださるようになります。
その、成長を感じる頃が、とても楽しいです。

そばでサポートして、
重い荷物を半分持たせていただく気持ちで、お手伝いします。

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最後に

いろいろなWeb担当者様を思い出しながら書いていると、
ついつい、人にフォーカスしてしまい、
「今では立派なあのWeb担当者様も。最初は難しそうだったな。。。」などと、
思い出してしまいました。

結果が出始めると楽しいのですが、それまでは大変ですし、
社内でも理解があるかどうかはわかりません。

お仕事の依頼だけでなくても、このテキストがもしお役にたてれば、
感想をお問い合わせフォームからいただけると嬉しいです
お悩みなどもお待ちしています。

長文になってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。

追記です

Web担当者さんをサポートさせていただいていて、わかったことがあります。それは、会社によって、Web担当者に求められる役割が違う、ということです。

なので、Web担当者がするべき仕事を、レベル別に分けさせていただきました。少しずつ記事を追加しているのですが、よかったらレベル1から読んでみてくださいね。

以下にリンクを載せておきます。

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